サドルバックについて
Since1983
サドルバックがある小田原市江之浦は、相模湾を望む開けた傾斜地が東面に広がり、日照にも恵まれた土地です。海から流れるほどよい潮風と温暖な気候はみかんの生産に適しており、この場所はかつて、多くのみかん畑が広がっていました。私たちも明治時代から代々にわたり現在のサドルバックの地でみかんを栽培。各地へとみかんを届けてきました。ところが、果物の輸入自由化や、輸送システムの変化に伴う競合他社の増加などの影響で、江之浦でも徐々に地域全体で農業の衰退が目立つようになっていきます。
そこで私たちは、1983年にみかん農業を閉業して株式会社サドルバックを創業しました。この代々受け継いできた恵み豊かな土地を守り、さらに多くの人に魅力を感じてもらうために、創業と同時にカフェの営業をスタート。翌年には、モトクロスのライダーでもあったオーナーの「ライダーが遊べて、集える場所を作りたい」という願いを形にすべく、日本で初めての会員制によるトライアルパークを開設しました。その後、より江之浦の自然環境を体感してもらうために、トライアルパークを閉業して、和種馬を中心とした牧場の経営へとシフトしていきました。
そして現在、創業から40年以上が過ぎた当社は、この先もこの土地を次世代に受け継いでもらうために、2026年春に新たな取り組みを始めました。それが「サドルバックフィールズ」というメンバーシッププログラムです。
サドルバックの名前は、モトクロスに乗っていたオーナーが、江之浦の土地を「サドル(鞍)がバックしてしまうほど(の傾斜地)」と形容したことが由来になっています。当時はバイク(鐵馬)で楽しんでいましたが、いつしか、それが本当の馬に変わったのは必然の流れだったのかもしれません。土地にちなんだ名前だからこそ、サドルバックの名は現在も残り続け、江之浦で体感する時間=サドルバックの時間としてリンクしています。